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さて、3軒目はヘルスに決まりそうだ。
友人Aにも疲労の色が見える。
予算もイエローカード突入。
なんだかんだで2人の出費は6万を超えていた。
パチンコで得た収入は2人で10万。
浮いたお金でいけるのは、あと一軒か。
決めるなら、ここしかない。
ワンクッション
この時点で夜の8時。
見馴れた錦の街。
金と欲望が渦巻く街。
しかし、居酒屋でダラダラしすぎて時間を浪費してしまった。
ちなみに、僕の酔いどれメーターは70%オーバー。
すでにメンエスどころの話ではない。
70%を超えると、ジッとしてられないのだ。
いろんな意味で。
とりあえず、ワンクッション置くため
セクキャバに行くことにした。
Aは猛反対したが、押さえつける。
皆さんはすでにお気づきかと思うが、力関係は僕の方が上だ。
付き合いが長い分、彼の思考や弱点など知り尽くしている。
彼を押さえ付ける事など、子供を騙すより容易い。
とりあえず、低予算で入れるセクキャバを探すと行き着く先は「外人キャバ」だ。
オープンして間もないとの事で、破格の3ポキで入れた。※3000円
が、経験者は分かると思うが
外人キャバはドリンク営業が半端ではない。
とりあえず、女の子にドリンクを与えないとひたすら、せっつかれる。
「なんか飲ませてぇぇえ」
っていいながら、べたべたべたべた。
うっとうしいw
結局、1セットで2万弱使い
僕の酔いどれメーターは50%まで回復した。
3軒目 栄 韓国エステ
もはや、浮いたお金は2人で2万強。
ここで決めるしかない。
で・・・。
路上に座りこみ、近辺のお店を検索した。
時刻は夜10時。
この時間になると、2人で同時に入れるお店を探すのが難しくなる。
とりあえず、
手当たり次第に電話しまくった。
すると、2軒ほどすぐ入れるお店が見つかり
香ばしい雰囲気の韓国エステに行くことにした。
よしっ、ここにいこう(^o^)/
その事をAに告げると
A「また、エステいくの!?」
僕「そうだった、ヘルスに行く予定だった。完全に忘れていたwごめん、ごめんw 」
これは、芝居だ。
元よりヘルスには行きたくなかった。
しかも、お財布事情から言うとヘルスはちと厳しい。もちろん、行けなくはないがパチンコで浮いたお金で遊びに来たのに、そこをオーバーしたら本末転倒。それはない。
それに、早漏体質の僕にとってヘルスは時間を持て余すのだ。
・・・すべて計算!!
結局、僕の独断と偏見で
韓国エステに決まった。
お店に移動すると
ビルのワンフロアで看板がバシッと出ている。
お婆さんが出てきた。
僕とAはヤバい雰囲気に襲われた。
僕はトイレへ行き
戻ってくるとそこにAの姿がなかった。
先に案内されたのだ。
すると、お婆さんから40分待ちを伝えられた。
話が違うじゃないか。
しょうがない・・・出るか。
近くのガールズバーで待つこと1セットの終わり頃。
Aから着信。
・・・早くない???
まだ1時間くらいしか経っていない。
彼が入ったのは90分コース。
しかし、タイミング的にはバッチリだ。
近くの串カツ屋で落ち合う事にし、先にモヤっとした顔のAが居た。
Aの話を要約
①出るんだったら教えろ
②砂かけババアに抜かれた
③最悪だった
以上。
残念ながら、時短には気づいていない。
時間は深夜12時。
夜も更けてきた。そろそろ帰宅ムードだ。
しかし、僕はまだMANZOKUしていない。
Aよ。あと一軒付き合ってもらうぞ。
ラスト 金山 中国エステ
Aの愚痴を聞きながら、僕はエステ店を検索した。
刺さったのは金山の中国エステ。
【水着洗体エステ】。
電話すると、2人すぐに行けるとの事。
Aは烈火の如く反対。
もう行かない!
お前1人で行け!!
お金がない!!!
つかれた!!!!
もうたくさんだっ!!!!!!!!!
落ち着け、Aよ。
しかし、彼を納得させる作戦があった。
君は入らなくていい!
しかし、申し訳ないが連れて行ってくれ!!
パチンコで勝ったお金は共有して使っていた!!!
僕より2回も多くエステ行ったくせに!!!!
【とりあえず現地まで一緒に行けば入るだろう作戦】
Aはしぶしぶ納得した。
結局、ガールズバー・串カツ屋の支払いで残金は数千円となった。
ラストは手出しで行くしかないが仕方ない。
行き先は金山駅周辺。現在地から車で15分かからない。
僕達は、移動しようとコインパーキングに止めてある車へ向かった。
精算しようとするも
約12時間の駐車料金が6千円強
はあ???( ̄□ ̄;)
ここで、浮いたお金はパー。
むしろ、微妙にマイナス。
すごい気持ちになったのはお察しで。
そして、移動しお店に到着。
マンションタイプだ。
ここで、Aは車待機を主張してきた。
さてさて、僕の大事な友達を車待機などさせるはずもない。
いっしょに楽しもう。
そして、伝説を創ろうよ。
またしても、交渉(バトル)がはじまる。
約10分の闘いの末、勝利した。
プレイ内容を過剰に伝えた事が決め手だった。
結局、この男は単純だ。
そして、2人で突入。
受付嬢はムチムチ熟女。
ママに筆おろしって感じだ。
愛想もまあまあ。
料金を支払い、僕はママと共にプレイルームへと入った。
よしっ(´ω`)
心の中でガッツポーズを決め、Aと別れた。
マッサージ、オイルは普通。
スペシャルは、攻めの(*^ー゚)b グッジョブ!!
満足出来た。
施術が終わったあと、待合室でAを待った。
そして、彼は目を真っ赤にして現れた。
妖怪と共に。
おそらく、彼は寝ていたんだろう。
何があったかは聞かなかったし
Aも、何も話さなかった。
エピローグ
結局、
Aは4軒・僕は2軒のエステへ行った。
Aはとことん最悪だったが僕はまあまあ楽しめた。
まあ、そんな事どうでもいい。
ここに、1つの伝説が誕生したのだ。
帰りの車中、Aを讃えた。
君はすごい。
自分の意思ではないものの、1日に4軒のエステは伝説だよ。
浮いたお金とは言え、身銭をきって1日に4軒もエステへ行く人なんているの?
あっ、ここにいた( ̄□ ̄;)!!
Aは何も言わなかった。
その後、Aとメンエスに行くたびにこの話をする。
「そういえば、1日に4軒エステ行ったよね?」
Aは言う。
「無駄遣いした。」
って。
以上(*´・ω・`)b。
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